「夜行」読了

 

 

 

どうも

 

 

長谷川命、受講生です

 

 

 

 

今回は森見登美彦の「夜行」を読了したので、その感想を書いていこうと思います

 

 

 

実はこの本、中学二年の学級文庫で読んでいた事があるのですが、読了する前に進級したか本が入れ替わったかで途中までしか読んでないんですよね。それで最近、この本の存在を思いだして読みたくなったのですが、題名と著者の名前を記憶していないという逆運命探知の魔眼が発動してしまい、一時は発狂寸前の岡部倫太郎になりかけていました。

 

 

 

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思い出せないもどかしさに懊悩する筆者

 

 

 

 

しかし突如差し込んだ天使の梯子(Amazonおすすめ機能)。これにより、僕は彼女の存在を思い出します。これってかなりの原作リスペクトになっているんじゃないでしょうか(違う)

 

 

 

ということでまあ読んだ感想なんですけど、鷹揚でありながら掴み所のない不思議ちゃんが性癖の筆者にとって、長谷川さんは正に真中中央でしたね。

 

彼女が失踪したときはもちろんショックでした。 でもなんといえばいいのか、「彼女ならそういうことも起こり得る」とひそかに思ったこともたしかです。

どれだけ親しくなっても、彼女はいつまでも謎めいた印象を与える人でした。彼女という人の中心に暗い夜があるという感じで、どこか不安そうな佇まいや、まわりの人への優しさ、人の底を見抜いてしまうような鋭さも、すべてその暗いところからやってくるように私は感じていました。

 

 

はい、この一節に彼女の魅力が詰まってますね。ドスケベ過ぎて公序良俗に反してますよ。マジで

 

 

 

オチが思いつかないので、この本を探している時に見つけた表紙がめっちゃ似てる作品を載せておきます

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